2025年4月に開幕した大阪・関西万博では、施設や展示の華やかさとは裏腹に、ある“意外な問題”が来場者の間で注目を集めています。それが「虫の大量発生」です。特に蚊に似た「ユスリカ」という虫が多数確認されており、快適な見学を妨げる存在としてSNSなどで話題に。
この記事では、どこで虫が多く発生しているのか、来場者の生の声、そして運営や個人でできる対策について詳しく解説します。
\両手につけたいくらい/

大量発生しているのは「ユスリカ」
まず、万博会場で確認されている虫の正体は「ユスリカ」と呼ばれる昆虫です。見た目は蚊に似ており、人を刺すことはありませんが、集団で飛ぶ様子はかなり不快に感じられることも。大量発生時には視界を遮るほどの群れが発生していると報告されており、虫が苦手な方にとっては深刻な問題です。

害はないとはいえ大量にたら嫌だよね〜・・・。
\家族みんなで対策しよう/
虫の発生が特に集中しているエリア
会場の中でも、以下の場所でユスリカの大量発生が確認されています。全体的に発生はしているようですが、特に集中しているエリアを事前に知っておくことで少しでも避けたいですよね。
1. 大屋根リング(グランドリング)付近
- 高さ約20mの大屋根構造で風の流れが滞留しやすく、ユスリカの「止まり木」になっている可能性があると専門家は指摘。
- 来場者によると、特に「リングの75番」付近ではユスリカの飛来が目立つとのこと。
2. ウォータープラザ周辺
- 万博会場南側に広がる人工池エリア。海水を貯めた空間で、ユスリカの幼虫が発生しやすいとされる。
- 水辺特有の湿度や気温条件が、虫の繁殖に適していると見られています。
3. 海側の通路(ベイゾーン周辺)
- 海に近いため湿気が多く、風通しの少ない日には虫が滞留しやすいエリア。
4. 夜間の開場時間帯
- 特に夕方〜夜にかけてユスリカの活動が活発になり、閉場時間帯(20〜21時)には「顔に当たるほどの虫の群れ」に悩まされる来場者も。
来場者のリアルな声
SNSやレビューサイトでは、来場者が虫についてさまざまな投稿をしています。以下は一部のコメントです。
- 「ウォータープラザのあたり、虫が口に入るレベルで飛んでた…」
- 「夜になると大屋根リングの周りが虫だらけ。気持ち悪くて早々に退散しました」
- 「虫よけスプレー必須!刺されないけど、群れで飛んでくるから本当に不快」
- 「小さい子どもが怖がって泣いてしまった。対策してほしい」
万博運営側の対応と今後の対策
大阪府や会場運営事務局では、以下のような対応を実施または検討中です。
- 殺虫剤・忌避剤の散布:特定エリアに対して虫除け成分を含む薬剤を散布中。
- 羽化防止剤(発泡剤)の使用:植栽や雨水がたまりやすい箇所に、幼虫の羽化を防ぐ処置。
- 企業との協力体制:アース製薬やフマキラーなどの協力企業と対策協議を進行中。
- モニタリングの強化:発生状況を把握するための定点観測を実施し、随時エリアごとに対応。
殺虫剤メーカーの「アース製薬」は22日、駆除対策として、同社の殺虫スプレーなどの商品を万博協会に提供したというニュースも入ってきましたね。
早く対策して気持ちよく万博を楽しみたいですね。
来場予定の方におすすめの虫対策
ユスリカは人を刺す虫ではありませんが、不快感を減らすために以下の対策がおすすめです。
- 虫よけスプレーを持参:肌や衣服に使えるものを。天然由来成分のものも販売されています。
- 帽子やサングラスの着用:顔周りへの接触を物理的に防ぐ効果があります。
- 扇風機やハンディファンの利用:風で虫を遠ざけるのに有効。とくに風の少ない日には活躍。
- 肌の露出を避ける服装:暑い季節でも、薄手の長袖長ズボンがベター。
- 虫が活発になる夕方を避ける:午前中~昼過ぎの来場が比較的安心。
\暑さ対策にも虫対策にはハンディファンおすすめ/

まとめ:事前の対策と心構えで快適に楽しもう
大阪・関西万博は、世界中から注目されている一大イベントですが、自然環境を活かした会場設計であるがゆえ、虫の発生と無縁ではいられません。ユスリカは刺す虫ではなく、安全性は高いとはいえ、大量発生しているエリアではストレスになることも。
来場前に情報をチェックし、しっかりと虫対策をしておけば、より快適に万博を楽しむことができるでしょう。
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